2017年度 0歳児の親子のためのこころとこころをつなぐ「ちいさなおはなし会」9月
主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
9月9日(土)の内容を紹介します。
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―あそびの様子・活動をとおして―
ススキが穂をつけ、萩の花が咲き始めました。夏から秋へ季節の移り変わりを感じる今日この頃です。
9月の「ちいさなおはなし会」は、お父さんの参加を期待して、土曜日に開催しました。
絵本の読み手に、NPO法人ファザーリング・ジャパンの奥平さんをお招きして、実際に読み聞かせや、男性ならではの視点で「父親と絵本」について、お話をしていただきました。
おしゃべりタイム(奥平さんのお話の中から)
「男性が絵本を読むこと」「絵本の選び方、楽しみ方」
・父性なるものと母性なるもの、お父さんの好みとお母さんの好みの両方の絵本を本棚に
いろんな価値観が伝わることが大事
・絵本は読んであげるもの
最後まで読み切らなくてもよい
・親が読んであげるもの、そのため親の興味と重なるもの、好きな絵本をよんであげる
・絵本はコミュニケーションツール
絵本は、手でもてる、さわる、なめる、噛む、なでることができることも含めてコミュニケーションがとりやすい。会話をしたり、遊んだり、使い方はいろいろ
・お父さん自身が楽しいと思う絵本を読む
絵本は遅効性であること
ゆっくり、じわじわ子どもに伝わっていくもの、一度ダメでもあきらめない
お母さん、お父さんからは
「絵本は、どういうタイミングで読んだらいいいの」
「個人的には好きだが、年齢的にどうか」
「色合いはどうか、原色に近いほうがよいか」など質問がだされました。
絵本の読み聞かせから
・お父さんとお母さんが、タイプの違う絵本を。ナンセンスな絵本、ちょっとばかばかしい絵本などは、お父さんの出番です。
「うえきばちです」 川端誠 作
意表を突く内容に、思わず笑い声が・・・。
「うんちっち」 ステファニー・ブレイク 作・絵 ふしみみさを訳
こどもの気持ち、クスっと笑える愛らしさのある絵本です。
「おふろ」・「しごとば」・「やこうれっしゃ」など、文字のない絵本は、会話をしながら楽しめます。絵の中に、大人が見逃してしまうものを子どもは見つけます。
・体を使ったコミュニケーション
「ぴょーん」 まつおかたつひで 作
「くっついた」 三浦太郎 作
「だるまさんが」かがくいひろし さく
絵本の場面にあわせて
オーバーアクションで「ぴょーん」
くっついた
「だるまさんが」「どてっ」
お子さんを抱えたまま
オーバーに「どてっ」
親子で絵本タイム
温もりを感じながら
お父さんのお膝にすっぽり
お父さんが絵本を持ち
お母さんが抱っこで
あそびの紹介・ふれあいあそび
お母さんや、お父さんに抱っこされたり、手をつないでふれあいあそび
わらべうた「あずきちょまめちょ」
たかいたかい
わらべうた「ぜんぜがのんの」
●奥平さんが持ってこられた絵本もたくさん。いつもとちょっと違うさまざまな絵本との楽しい出会いがありました。
次回は10月12日(木)です。みなさまの参加をお待ちしています。
お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにて
http://www.scrum21.or.jp/
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