2016年度 0歳児の親子のための こころとこころをつなぐ「ちいさなおはなし会」 1月
主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
1月12日(木)の内容を紹介します。
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―あそびの様子・活動をとおしてー
穏やかなお正月三ケ日でしたね。年が変わることで、身の回りが大きく変わることはありませんが、心や物がみな改まる清々しさがあるように思います。
新しい年を迎え、晴れやかな表情のお母さんとお子さんが元気に参加されました。
絵本の読み聞かせから
子ども向けに「ごぶごぶ ごぼごぼ」(駒形克己作)・「たまごのあかちゃん」(神沢とし子文)・「ごろんごゆきだるま」(たるましげる作)他
これらの絵本は、音をあらわす言葉や、繰り返される言葉、音の響きとリズムがあり、小さな子どもたちにも心地よく伝わっていくのでしょう。読み手の方をじーっと見つめるかわいい姿が見られました。
大人向けに「鬼といりまめ」(谷真介作・赤坂三好絵)
立春の前日行う行事。節分の由来は地方により諸説ありますが、この絵本は伊豆や東京都の桧原村に伝わる由来話です。「雨を降らせてくれたら、娘を嫁にやってもいいよ」と言ったことから、娘は鬼の元へ。母親の娘を思う知恵により、娘の「おふく」は帰ってくることができました。一方、咲くはずのない煎り豆を一生懸命育てる鬼の姿が健気で、「鬼がかわいそう」との声も聞かれました。
「鬼はうちー」と鬼を招きいれる地方もあるとのことですが、やはり節分には心の中の「いばりんぼう鬼」「おこりんぼう鬼」や「泣き虫鬼」、「病気をもたらす鬼」など、家族みんなで大きな声で「鬼は外」「福は内」と「福」を招き入れたいものです。
自然物を使ってフォトフレームづくり
枯れ枝や、つる、木の実など冬の自然物を使って作りました。我が子の写真を入れて完成です。
おしゃべりタイム
思い出の年中行事と大事にしたい行事
一年の始めであることから、行事一覧を見ながら「我が家の行事」を話題にしました。
エピソード1
「先日の七草の日に、粥をみんなで食べた。離乳食を進めている我が子にも七草をまぜて、親子で初めて同じものを食べることができ、うれしかった」
エピソード2
「ドアをたたく音と鈴の音が聞こえた。(お父さんだと思うが)ずーっとサンタクロースだと信じていた。我が子にもしてあげたい」
行事を通して共通の喜びを感じ 、子どものころの夢が思い出となって深く心に刻まれている事が伝わってきました。
また、小さい頃に経験したにもかかわらず忘れかけていた行事もありました。話題にすることで思い出し、親になったことで、我が子に伝えていきたいとの思いがはっきりしてきたようでした。我が家の行事、大事に伝えていきたいですね。
わらべうた ♪おせよおせよ さむいでおせよ♪
福笑い
次回は平成29年2月9日(木)です。お楽しみに!
お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにて
http://www.scrum21.or.jp/
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