2015年度 0歳児の親子のための こころとこころをつなぐ 絵本の読み聞かせ 3月
主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
3月10日(木)の内容を紹介します。
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―あそびの様子・活動をとおして―
3月に入り初夏を思わせるほどの暑い日が続いたかと思うと、今日は気温がぐんと下がり冬に逆もどりです。お部屋の中は「菜の花」「水仙」「なずな」「ペンペン草」などの草花をかざり、春を身近に感じられるようにしました。
絵本の読み聞かせから
「だっこのえほん」(ヒド・ファン・へネヒテン作・のざかえつこ訳)
いろんな動物たちの色んな抱っこ。柔らかい線で描かれた絵からは、抱っこの温もりが伝わってくるほほえましい絵本です。最後のページは、僕とママとおなかの赤ちゃんの三人で抱っこ。赤ちゃんが生まれてからも「一緒に抱っこ」の気持ちがつたわります。
親子で絵本タイム
絵本タイムは、親子で、自由に好きな絵本を見たり、新しい絵本に出会える時間です。
エピソード1
絵本『あっぷっぷ』(中川ひろたか著)
『あっぷっぷ』の絵本を選んだ親子が向き合って
♪だるまさんだるまさんにらめっこしましょ・・・♪♪あっぷっぷ♪お母さんの絶妙な言い方と間の取り方、絵本に描かれたおどけた顔に、とびっきりの笑顔で「にこっ」と応えるほほえましい姿が・・・誰も入れない親子二人だけの世界がそこにありました。
おしゃべりタイム
進級や新学期の節目ということもあり、「おおきくなるっていうことは」(中川ひろたか作)「はじめてのおつかい」(筒井頼子著・林明子絵)など子どもの成長が描かれた絵本を紹介しました。
その後「子育てで思うこと」「わが子の成長」を話題におしやべりタイム。
あわただしく過ぎていく子育ての日々「子どもの笑顔を見ると疲れも吹きとぶ」「寝ている時がかわいい」など、ホッとしたときに感じる子育ての喜び。「急に寝返りができたり」「はいはいで前に進んだり」「昨日できなかった事が今日できるようになっている」ことは成長の喜びですが、「届かなかったところに手がとどくようになった」「お風呂のスイッチに気づき、やたら押したがる」「人見知りがはげしく、べったりして離れない」など、お母さん達の言葉からは「ちょっと困ったなぁ」と思うことの中にも、わが子の成長を感じ受け止めていることが伝わってきました。
今は、わが子の成長を感じるのは親や周りの大人ですが、「おおきくなるっていうことは」の絵本のように、子ども自身が「大きくなったこと」を実感する日がいつかやって来ることでしょう。
今年度最後の、こころとこころをつなぐ「絵本の読み聞かせ」でした。
「ホッと一年経ちました」
次年度については、すくらむ21のホームページをご確認ください。
お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにて
http://www.scrum21.or.jp/