2015年度 0歳児の親子のための こころとこころをつなぐ 絵本の読み聞かせ 2月
主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
2月11日(木)の内容を紹介します。
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―あそびの様子・活動をとおして―
暦の上では立春、ナズナやホトケノザの花が咲きはじめ、春の兆しが感じられるころとなりました。
今日は、祝日ということもあり、お父さんの参加もありました。お父さん達もすぐに馴染み、いつもと変わらない雰囲気の中すすめました。
絵本の読み聞かせから
こども向けに、「いいおかお」(松谷みよ子著)「くっついた」(三浦太郎著)「あっぷっぷ」(中川ひろたか著)
どの絵本も、お顔をとりあげたもの、すまし顔、ニコニコ顔、くっついてうれしい顔、あっぷっぷの顔、いろんな表情が楽しめます。最後はみんなで♪だるまさんだるまさん にらめっこしましょ あっぷっぷ♪であそびました。
大人向けには、昔話『ももたろう』(松居直文)の絵本と素話で『さるの恩返し』を語りました。大人になってから、物語を聞く機会はほとんどありませんが、我が子を抱っこしながら、耳は語り手に集中、お話の世界に入り込んでいました。
あそびの紹介(伝承遊び)
けん玉、あやとり、だるまおとし
けん玉を用意すると、早速腕に覚えのあるお父さんが、歌にあわせて「もしかめ」に挑戦しました。それを見たお母さんも「負けてはいられない」とばかり剣先に挑戦、小さいころに遊んだ感覚がよみがえってきたようでした。また、懐かしい「あやとり」も一本づつ手にし「二人あやとり」や「亀」「橋」など、夢中になって指を動かし記憶をたどっている姿は、小さい頃の思い出に浸っているかのようでした。ボタン一つで遊べるおもちゃが多い中、こつこつ習得する技の必要な、昔からの伝承遊びも大切に伝えていきたいですね。
おしゃべりタイム
思い出の昔話・昔ばなし絵本
参加されたお母さんお父さん方は、ちょうどテレビの「まんが日本昔ばなし」の世代。
昔ばなしリストを見ながら、「母が読んでくれたような気もするが、内容は忘れている」「題名は聞いたことがあるが内容まで覚えていない」「もう一度見ると思い出すかも・・」など内容までは思い出せないお母さん、お父さんたちが多かったものの、なまの声で読んでもらった感覚が、なんとなく温もりとして残っているようでした。
中には、「好きな話を、母親の声でテープに吹き込んでもらい繰り返し聞いた」という思い出や、大人になってから昔話の絵本を買ったというお母さんの声も聞かれました。
次回は平成28年3月10日(木)です。お楽しみに!
お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにて
http://www.scrum21.or.jp/