2017年度 0歳児の親子のための こころとこころをつなぐ「ちいさなおはなし会」 2月
主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
2月8日(木)の内容を紹介します。
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―あそびの様子・活動をとおしてー
暦の上では、立春ですが、日本海側では記録的な大雪に見舞われ、生活に様々な支障をきたしております。私たちの回りも先日降った雪が固まって残っているところがまだ見られますが、ちらほら梅も咲き始めました。春が待ち遠しいですね。
前回参加されたお父さんとお子さんが今回も参加してくださいました。また、上のお子さんの時に参加され、今度は下のお子さんを連れて参加の方もおられ、とても嬉しい再会となりました。
絵本の読み聞かせから
子ども向け『まるまるころころ』 作:得田之久 絵:織茂恭子
『ととけっこう よがあけた』 案:こばやしえみこ 絵:ましませつこ
♪ととけっこう よがあけた まめでっぽーおきてきなー♪のところを
♪ととけっこう よがあけた お子さんの名前おきてきなー♪と替えて
歌ってみました
『にんじんさんがあかいわけ』 文:松谷みよ子 絵:ひらやまえいぞう
にんじんさんと、ごぼうさんと、だいこんさんが一緒にお風呂に入ったら・・
人参さんが赤く、大根さんが白いと言うその訳が、なるほどと納得。
『おひさまあはは』 作:前川かずお
暖色で描かれた、あったかーい絵本です。
すぐそばで見ていたお子さんが、お母さんに抱っこされて一緒にニッコリ笑ってくれました。
大人向けに素話(語り・絵のない語りだけの話) 『ねずみじょうど』
『おむすびころりん』と同じストーリーですが、そばもちがころころ転がって小さな穴にころんと入ってしまった・・ 読み手が語り始めると、一人のお子さんが、ごろごろしながら、いつの間にか語り手の足元に。気持ちよさそうに手足をバタバタ、語り手の足をスリスリ、語り終わるまでそばを離れませんでした。
親子で絵本タイム
遊びの紹介
伝承遊び
だるま落とし・ブリキこま・けん玉・まりつき・あやとり・ぱたぱた
けん玉に挑戦
2人であやとり ♪ぺったらぺったん
おしゃべりタイム
昔話のリストを見ながら、「お母さん、お父さんの好きな昔話」を思い出とともに語っていただきました。
昔話や民話となると、すぐ思い出せるのは「ももたろう」や「うらしまたろう」「さるかにがっせん」「かちかちやま」など。
話していくうちに、寝る前に母親に昔話を聞いたこと、お天気雨を「狐の嫁入り」と言うことを祖母に聞いた話や、お休みの日に朝寝坊をしていると、「三年寝太郎みたいになっちゃうぞ」と起こされたことなど、懐かしむ様子が伝わってきました。
「さるかにがっせん」の劇で、サル役だったこと、「ももたろう」の劇では鬼役になり、テンションが下がったことなど、昔話にかかわるクスッと笑える思い出話もだされました。
思い出話を聞いているうちに、昔も今も普段の生活に昔話が深くかかわっていることを感じました。
昔話は語り継がれ伝承されてきたものですが、再話されて絵本になっているものもあります。生の声で語ってもらい、ぬくもりを感じながら、聞いた昔話。これからも次の世代へと語り継いでいきたいですね。
次回 3月8日(木)今年度最後の「ちいさな おはなし会」となります。
皆様の参加をお待ちしております。
お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにて
http://www.scrum21.or.jp/
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