グローイン・グランマ通信

NPO法人グローイン・グランマのブログです
NPO法人グローイン・グランマは川崎市を拠点に子どもの健やかな育ちを願って、子育て支援を目的にし、2008年12月にスタートしました。保育園の元園長達が自らの経験や技術を生かしながら、子育て支援と乳幼児教育関係者の研修を中心に子どもに関わる活動を続けています。
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    2018年度 0歳児の親子のための こころとこころをつなぐ「ちいさなおはなし会」 11月
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      2018年度  0歳児の親子のための

       こころとこころをつなぐ「ちいさなおはなし会」11月

      主催:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ21)
       

       

       

      1110日(土)の内容を紹介します。

       

      ↓クリックして拡大↓

       

      ―あそびの様子・活動をとおして―

      今年度2回目の土曜日開催でした。講師をお迎えし、男性による絵本の読み聞かせと、父親と絵本のかかわり「パパも絵本をもっと楽しもう」をメインに進めました。

      わらべ歌も、輪になって歩く遊びや、体を大きく使ってふれあうなど、いつもよりダイナミックにあそびました。

      最初は、ぎこちなかったお父さんも、自然とあそびの輪の中に入り楽しんでいました。

       

       

      NPO法人ファザーリングジャパンの奥平さんによる

      「お父さんと絵本」のお話を交えながら、絵本の読み聞かせ


       

      絵本の読み聞かせから

      こども向け                       

      「ちいさなうさこちゃん」(ディック・ブルーナー文・絵 いしい ももこ訳)

      日本語に適した五・七・五調で訳されているため、読み聞かせが心地よい。

      「この、うさぎの名前は?」と聞くと、子育て中のお母さんからは、「ミッフィー」との声。

      「うさこちゃん」と「ミッフィー」は出版元が違うとのことです。

       

      「ぴよーん」(まつおか たつひで作)・「だるまさんが」(かがくい ひろし作)

      ・「くっついた」(三浦 太郎作)

      男性が読むと、また違ったダイナミックなコミュニケーションが生まれます。

       

      みんなでぴょーん

       

      「まるまるまるのほん」(エルヴェ・テュレ作・絵 谷川 俊太郎訳)

      絵本に描かれている形がシンプルな「まる」だけ。そのまるを押したり、こすったり、本をゆすってみたり、息をふきかけたり…実際に絵本に働きかけながら参加できる新感覚の絵本です。

       

      ノルウェーの昔話

      「三びきのやぎのがらがらどん」(マーシャ・ブラウン 絵・瀬田 貞二訳)

      繰り返しのリズムがあり、次への展開にゾクゾクワクワク。

      最後はチョキン、パチン、ストン。はなしは おしまい。

      お父さんの低めの声が、谷川に住むトロルの迫力を増します。

      小さいやぎたちの機転と大きなやぎの勇敢な姿に、参加されたお父さん、お母さんも真剣な顔つきで聞き入っていました。

                       

       

      大人向け

      「きこえる?きこえるよ」(たしろ ちさと絵・田中 尚人 案)

      川崎市の清掃車、武蔵新城駅付近、チネチッタの辺りなど、川崎の風景が描かれています。文字なしの絵本。いろんな生活の音を想像しながら親子で会話が楽しめます。

       

      「うえきばちです」(川端 誠 作・絵)

      特に意味のないナンセンス絵本ですが、大人が楽しそうに読んでいることが、よいコミュニケーションとなる。

      笑いがこみあげてくる絵本に、すっかりお父さんたちの肩の力がぬけた様子でした。

       

      「お父さんと絵本」

      パパも絵本をもっと楽しもうー(奥平さんのお話の中から)

      ・「良い父親」ではなく「笑っている父親」を増やすことがファザーリングジャパンのミッション

      ・子育てに多様なかかわりが必要なのと同じく、本棚にも父親が選ぶ本、母親が選ぶ本など、多様な本があると選択肢が広がる

      ・絵本は、読んであげるもの、コミュニケーションツールの一つ

       「読んであげる」だけでなく、「会話する」「遊ぶ」「やぶる」「なめる」「ひらく」など紙の絵本の良さがある

      ・よい絵本の定義はなかなか難しいが、読んでいる人が楽しんでいることが子どもにとって一番。楽しんでいることが伝わるから

      絵本を選ぶコツは

      ・人が良いと勧めているものを試したり、まねてみる

      ・こどもの反応をみながら

       ゲームやテレビは即効性があるが、絵本は遅効性である。じわじわ伝わっていき、子どもの反応には時間がかかることがある、一度だめでもあきらめないで

      ・自分の興味と重なるものをさがす

       絵本は、幅広い内容をカバーしている。お父さんもお母さんも好きな絵本を見つけ、いろんなジャンルの絵本が増えていくとよい

      その他、「パパが読むと特によい絵本」の紹介があったり、質問にも答えてもらいました。

       

      親子で絵本タイム

       

      本を読んであげているパパの背中は丸くてやさしい

       

      あそびの紹介から

      りぼんができたよ。似合うかな?

       

      ふれあいあそび

      ♩めんどりおんどり♩ いっしょにあるこう

       

      ちょっとダイナミックに♪このこどこのこ♩

       

      次回は1213日(第2木曜日)

      みなさまの参加をお待ちしております。

       

      ↓チラシ・クリックして拡大↓

       

      お申込みなどは「すくらむ21」の電話・FAX・ホームページにてお願いします。
      http://www.scrum21.or.jp/
      申し込み用紙はこちらから。


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      | growin-granma | 絵本の読み聞かせ | 20:39 | comments(0) | - |

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